Need Help?

Job Hunting & Career Support

就職・進路支援

久木治さん

お名前:久木治さん

卒業学部:国際文化学部

卒業年:2000年

所属会社名:独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)

勤務地:パキスタン

1:現在のご職業を選んだ理由と仕事内容について教えてください。

アジア(特に南西アジア)について学びたいと考えて、私は1996年に龍谷大学国際文化学部に第一期生として入学しました。同学部を卒業後、インドに留学して修士号を修了したのが2003年のこと、当時のインドに対する日本社会の注目度は低いものでした。その後、インドの注目度は徐々に増し、ジェトロが2005年にビジネス・ミッションをインドに派遣して、その準備段階から現地側で受け入れに携わるようになったのがジェトロの仕事に携わるようになったきっかけです。

ジェトロは、貿易・投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済・社会の更なる発展に貢献することをめざして、日本企業の海外展開支援、外国企業の日本への誘致、日本の通商政策への貢献、開発途上国の支援と研究を行う団体です。その業務内容は多岐にわたりますが、現在の職務であるジェトロ・カラチ事務所としては、進出企業支援、海外展開支援、調査業務(情報発信)などが主な仕事内容です。

2:海外に行くきっかけは?

インドに留学したことがきっかけでジェトロに入構し、ジェトロに入構したことでインドとパキスタンに駐在することになりました。インドに留学したきっかけは、恩師の指導によるものです。

3:海外で働く上で、苦労したことは何ですか?

職務に限らず、人と十分に意思疎通を図ることです。外国語能力と意思疎通能力は別物と考えますが、同じ言語であったとしても難しい意思疎通を、まして外国語で円滑に行うことは、やはり容易ではありません。言語で表現できることは氷山の一角のように限られていますから、言葉で表現されたその奥にあるものを理解すること、すなわち文化的背景を理解し、価値観を共有し、同じ目標に向かって努力するための土台を形成し、適宜それを見直して改善していくことには苦労が伴います。

4:海外で働く上で、感動したことは何ですか?

日系企業から、「ここにジェトロ事務所があって良かった」とおっしゃって頂けた時は感動しました。

5:海外(現地)で聞いた忘れられない言葉は何ですか?

大きなニーズに対して小さすぎる供給という意味。日系企業様のお役に立ちたいと思ってはいるものの、私個人が持てる力は限られているという現実と重なり、多少悲しい思いがする反面、香辛料が登場する 日本の諺の〝山椒は小粒でもぴりりと辛い〟が連想されるので気に入っています。

6:大学時代に一番頑張ったことについて教えてください。

外国語とパソコンスキルの習得。

7:授業やクラブ・サークル活動など、学生時代の経験(身につけた能力)が今の仕事に生きていると感じるのはどんな時でしょうか?

私の場合は、幸いにして龍谷大学国際文化学部の設立の趣旨(教育内容)と現在の職務に求められるものが合致する部分が多いので、大学で学んだ事が役立っていると常々感じます。特に、ジェトロ・カラチ事務所の事務所運営や事業実施につき、私が所長としての立場で判断が必要な際、日本人職員と現地職員で協議して方向性を定める場合が多いのですが、その協議の際には、外国語能力はさることならが、Intercultural Communicationについて大学時代に学んでおいて良かったとしばしば思います。

8:龍谷大学生(後輩)へのメッセージ

グローバル化の波は避けては通れないので、「世界で羽ばたく龍谷人」になられることを期待しています。